バスケットボールの誕生日にレジェンドも集合!

Basketball birthday classic in chiba(Dec.17, 2017)

アメリカ、マサチューセッツ州スプリングフィールドのYMCAで、ジェームス・ネイスミス博士により生み出されたバスケットボール。初めての試合が行われたのは、今から126年前の1891年12月21日であり、その試合にはなんと、石川源三郎さんという日本人が参加していました。

このように日本にも深いゆかりがある“ファースト・ゲーム”を記念し、近年日本でもこの日を「バスケの誕生日」としてお祝いするムーブメントが広がっています。クリスマスも間近の12月17日、オーシャンバスケットボール・クラブでもこのお祝いイベントを開催しました。

ゴーゴーサーキットの2017シーズン最終週を兼ねて開催したこのイベントには、小学生から還暦を超えるシニアまで50人以上が参加。ミュンヘン(1972年)、モントリオール(76年)と2大会連続オリンピック出場を果たした千種信雄さん、75年の世界選手権コロンビア大会で銀メダルを獲得した長井きみ子さん(旧姓橋本さん)、日本人としては現在まで唯一NBAチームからドラフトされた(1981年、ゴールデンステイト・ウォリアーズ)経験を持つ岡山恭崇さん、1983年に世界選手権ブラジル大会に出場した角南淳子さん(旧姓松浦さん)という4人のレジェンドもゲストとしてご来場くださいました。また、千葉市出身のシューター小山真実選手が所属するWリーグ東京羽田ヴィッキーズからは、小山選手はじめ所属選手全員のサイン入りグッズご提供や、小山選手とのインタビューの機会などもいただきました。

オーシャンバスケットボール・クラブは千葉市を拠点に活動しているため、この日のゲストはいずれも千葉にゆかりのある皆さんにご協力いただきました。

千種さんは現役時代に、習志野を拠点としてたびたび日本一を競った強豪住友金属のプレイヤーでした。長井さんは千葉市立新宿中から千葉県立千葉商高を経て第一勧業銀行で活躍。岡山さんは千種さんと同じく住友金属で活躍したビッグセンター。角南さんは高校バスケの名門昭和学院高で千葉県に日本一をもたらしたメンバーの主軸でした。現役の小山選手は千葉市立加曽利中から昭和学院を経てJX-ENEOSサンフラワーズ入りし、今シーズンからヴィッキーズで活躍しています。

あらためて、千葉には日本のバスケットボール界をけん引してきた素晴らしい人材がたくさんいることを再認識しました。当日は幅広い世代の方々が集まってくださいましたが、レジェンドたちの熱のこもった言葉や姿勢、また小山選手のような千葉市ゆかりのトッププレイヤーの存在に、刺激を受けた人も多かったに違いありません。こういった機会を、今後も続けていけるよう頑張りたいと思います。

 

Takeshi Shibata

O-Media/Ocean Basketball Club

 

 

 

 

世界選手権銀メダリスト、長井きみ子さんの紹介映像


千葉にゆかりのレジェンドの皆さん。左から千種さん、長井さん、岡山さん、角南さん

東京羽田ヴィッキーズ、小山真実選手インタビュー

(オーシャンバスケットボール公式フェイスブック)